速読は、黙読の際の音声化を少なくしていくため、
理解度が低くなって行きますが、
それをサポートするために、映像(残像)記憶の力を
伸ばしてあげることが大切だと思います。
映像(残像)記憶トレーニングは、
要するに、
見たものを思い出しやすくするためのトレーニングです。
広範囲を、できるだけ鮮明に思い出せるようになったら、
なお良しです。
このことを理解すれば、
映像(残像)記憶トレーニングは、パソコンサイトや、
ゲームでもできますが、
例えば、
電車や車の助手席に乗っている時に、
風景を見たら、すぐ眼をつむって、
その風景をできるだけ鮮明に思い出すようにしてみたり、
仕事中に書類をみて、
眼をつむって、その資料のグラフなり文字なりを
思い出すようにすれば良いのです。
パソコンやゲームを使うより、
むしろ実際の風景は三次元で色も豊富ですし、
臭いや手触りや温度や音も感じることができるので、
より効果的だと言えます。
要は見たものを思い出すためのトレーニンングとなると、
別にテレビを見ながらでもトレーニングはで工夫きるのです。
CM中等、テレビを見たらすぐ、
眼をつむって、どのような映像だったか思い出したり、
慣れてきたら、
2、3秒前に流れた映像を頭の中で再生し続けるように
すれば、それがトレーニングになるのです。
続けているうちに、テレビ画面を見ているというよりは、
頭の中の映像を見ているような感覚にとらわれます。
周辺視野の状態で行なうのが、
速読につなげるための秘訣なのではないかと思っています。
動きの少ないニュース番組や単調なスポーツ中継よりは、
ドラマやテレビCM等の動きがある番組の方が、
このトレーニングはやっていて楽しいかと思います
このテレビを見ながらの映像(残像)記憶トレーニングは、
本サイトで紹介させて頂いています、
高速眼球移動訓練の時の、眼球速度の限界に挑戦している時と
同様、頭がぬおおおおおぉぉぉ、とむずがゆいと申しますか、
じれったく感じると思いますが、
脳が活発に動いている証拠なので、その感覚はとても良いことだと
感じながら行なえばよいかと思います。
速読訓練は、訓練のための時間を設けるのではなく、
いつでもどこでも、
ふと思いついたらその都度、行なえばよいかと思います。
大切なことは長期間続けて自分を変えて行くことです。