周辺視野の状態にすると、
視界の中心の風景も、視界の周辺の風景と同等の
見え方になります。

周辺視野の状態に慣れないうちは、ちょっとでも視線が動くと、
周辺視野状態が崩れて、中心視野状態に戻っていました。

これは、視線の動かしすぎが原因だったのではないかと思っています。

周辺視野状態では、視野全体が同等のレベルで見えているので、
視線を大きく動かそうが、動かすまいが、同等の見え方しかできないです。
(とはいっても、視界の中心に近い法が見えやすいのは留意しておいてください。。)
だから、周辺視野の状態の時は、通常の中心視野の状態ほど、
視線を多く動かす必要がないのです。

視線の動きを最小限に抑えれば、
中心視野にも戻りにくくなるし、
視線を動かすたびの風景の揺れも減少するので、
文字などを認識しやすくなるというメリットもあることに気がつきました。


私の場合、周辺視野の状態での視線の動かし方のコツといいますか、
イメージは、最初のうちは、
『自分のおでこに大仏様のようなぶつをイメージして、
 そこから、ビーム光線がでているのをイメージします。
 動かしたい視線の先にビーム光線がでるようにイメージします。
 右方向を見たい場合は、右方向にビームを実際に発射しているように
 イメージします。
 左側の人を見たいときには、その人にビームを当てるようにします。
 左右同時に見て視界全体を捕らえたい時には、
 ビームを左右2本発射させるイメージをします』
というイメージで行って、コツというか、工夫をしていました。

慣れてくると、イメージしなくても周辺視野の状態で視線を動かす
ことができるようになるし、わざわざ眼に力をいれなくてもいいし、
眼を見開かなくても周辺視野状態をたもてるようになるかと思います。


周辺視野の状態にした時に、目を見開いた状態になってしまい、
同じところしか見つめられなくて、第三者から自分をみると、
目を見開いてどこに視点が定まっているかわからない危険な人状態に
なっている方には特に試してみてもらいたいコツです。