著:ポール・R・シーリィ
監督:神田昌典


速読の眼といいますか、心のと身体の準備をするのに、

黄色い表紙でおなじみのフォトリーディングの書籍、

あなたもいままでの10倍速く本が読める 』で紹介されている

『ミカン集中法』(書籍の80ページ付近)というのが、

とても参考になり、よいかと思います



ミカン集中法とは

 後頭部に意識を置き、

 読書のための大きな視野(周辺視野優位状態)をつくり、

 読書に対する明確な目的を持ち、

  読書に最適な状態に入るための、

  心と身体の準備をするためのテクニックです




私の趣味は武道なのですが、

武道の世界でも、練習前の瞑想で、

大きな視野の場をつくるために

『 ミカン集中法 』に似たものがあります。

『 ミカン 』ではなく 『 水の入った器 』で行ないます。

頭の上に、水の入った器を想像して、

その水がこぼれないようにバランスをとり、意識を集中します。

そして、その水が、器から浸透して、

頭からまっすぐお尻にかけておちてくる(背筋がまっすぐである)

のを想像し、水が身体の隅々に行き渡ることを想像します。

とてもさわやかで、心が落ち着きます




どちらでも良いので、

これらの意識を保持したまま、読書をするようにすることが、

速読のための『 心と身体の準備 』になろうかと思います