当サイトや、

他の速読書籍を読むにつれ、

周辺視野を維持しながら読書を行なうことが

速読につながることは理解できるが、、、



速読訓練で周辺視野を意識して行なっていても、、



だんだん、

普通の読書の『 中心視野が優位に働いた状態 』になり、

『 周辺視野を優位にした状態 』を維持できない



という方は、是非以下の2点に留意して、

速読訓練を行なってみてください



『 文頭 』に視線をもっていかない

ことと、

『 行間を読む 』

ことです







『 文頭 』に視線をもっていかない

について解説します。


通常の読書は、

視線を、ページの右上の『 文頭 』に持って行くことから

始めていると思います。

あなたはもう、それを何年続けてきたことでしょうか



視線を『 文頭 』にもっていった瞬間、

パブロフの犬状態(条件反射)で、

ついつい、

普通の読書の『 中心視野を優位にした読書 』を

発動していまうのです


周辺視野を意識する場合、

視線を文頭に持っていかなくても、

『 文頭 』の最初の一文字は認識できるかと思いますので、

文頭の3文字でも4文字でも下の文字に、

最初の視線を持って行くようにしましょう



そうすることで、

『 中心視野 』が優位に出にくくなるはずです




つづいて、

『 行間を読む 』

について解説します。


周辺視野を意識して読むということはつまり、

『 中心視野 』で文字を捉えなければ良いのです。


本の、

『 行 』と『 行 』の間の『 行間 』に

視線を持って行くと、

中心視野は『 行間の白紙分 』をみてしまっているため、

文字を捉えようとすると、

周辺視野を用いるしかなくなるのです


必然的、強制的に、

中心視野を消失させることができるのです






先ほど解説しました、

『 文頭 』に視線をもっていかない

『 行間を読む 』

を意識した速読の眼の動きを図解すると、

下の2枚の写真のような感じです。 

IMG_0104
 順・逆に視線を動かす方法


IMG_0101
円を描くように視線を動かす方法

 

『 文頭 』に最初の視線を持って行かず、

また、

『 文字の上 』に視線を走らせるのではなく、

『 行間 』をできるだけ意識して視線を走らせて

いるのがわかっていただけたらと思います


これ以外にも、

どのような視線の動かし方においても、

この方法を応用して速読訓練に取り組んでみてください