速読をする時の、

目と本の距離は近すぎない方が良いです。

個人的には30〜35cm程度はあった方がやりやすいです



15cmくらいでは、本が近すぎて

速読しにくい
と思います。

そういった意味では、視力の悪い方は、

本を使った速読訓練を行なう時は、

眼鏡をかけて行なうことを推奨します

(眼球を痛めるので、コンタクトレンズは外しましょう







こんなことは、

当たり前じゃないかと言われてしまうかもしれませんが、

速読の発展途上の時は、

本を使った訓練をしていると、

ついつい一生懸命読もうとして、

だんだん本と目の距離が短くなっていくものなのです。



目が本に近すぎていると感じるたびに、

仕切り直して、30〜35cm程度は取り直すと良いかと思います。







何故、

ある程度本から目を離した方が速読しやすいかと申しますと、


眼球を動かす量が少なくてすむ

多くの文字を視野におさめることが出来る



からです。



極端な例で言うと、

駅のホームで通り過ぎる新幹線や電車を見た時のことを

思い出してほしいのですが、

目の前を高速で通り過ぎるため、

何両編成だったのかすらもわからないくらいだと思います


一方、遠くから新幹線が走っている姿を見ると、

新幹線の速度は同じなのに、

余裕をもって、

新幹線の全体像を目におさめることができると思います




速読も似たところがあって、

目が本から近すぎると、

視野に入れるために、どうしても眼球の移動量が多くなります。

相対的に、

目の前を文字がより高速で通り過ぎてしまう

という結果になり、意味を拾いにくいのです



ある程度、本と目を離して本を使った速読訓練を

行なってみてください。

近い時よりは少ない眼球の移動量で、

一行一行を視野におさめることが出来きるため、

速読しているにもかかわらず、

意外と、

ゆったり読書をしている感覚を味わうことができると思います