通常の読書を行なう時は、一文字一文字を認識して行って、

その行を読み終わったら、次の行へ。

という作業の繰り返しかと思います


この作業を高速化したものが、速読に繋がると

普通は考えてしまうのですが、

この方法だと、2000(文字/分)くらいが限界かな〜

と、自分の経験では思います


通常の読書のムダを省いたものが『 速読 』に繋がる

考えていただいた場合、

上記の方法ですと、

どうしても一行一行を高速でなぞろうとしてしまうため、

視界がぶれぶれになってしまい、

『 視界の調整 』というムダ時間が発生してしまいます。

コンマ何秒の世界ですが、

結局はその積み重ねが読書速度を下げていると考えています。


そこで、

これからの読書では、常に

『 包み込むように読む 』ことを意識してください。

もちろん周辺視野の状態で

(周辺視野の状態が分からない方は、
 
 当速読ブログサイトのカテゴリ『周辺視野』を読んでみてください)






『 包み込むように読む 』という状態を図解すると、

こんな感じです。

tutumikomu


一文字ずつなぞるのではなく

一行でも、半行でも、文節でも良いので、

図のように、周辺視野で包み込むように読むのです。

(意識は見開き2ページに置いたままです

こうすることで、

眼球の動きのムダが少なくなてくるかと思います


この方法で、

ここ

で紹介させていただいている、

本を用いた速読訓練を丹念に行なってみてください


なるほど、

視界のぶれが少なく、

多くの文字をまとめて認識しやすくなった、

と感じていただけるようになるかもしれません





至る所で記述していますが、

ここでのコツも、

けっして視線の動きを止めてしまわない事です。

文字を包み込んで、認識しようとして、

ついつい視線の動きが止まってしまいがちですが、

止めてしまうと、

中心視野が発動しやすい
ので、

ゆっくりになってもいいけど、決して視線の動きを

止めてしまわない事が大切です