高速で視線を動かすことが出来るようになってくると、

だんだん無駄な動きを削ぎ落し、

速読で必要な、

小さく細かく視線を動かすことが出来るようになってきます



今回紹介する、暗闇での眼球訓練の方法は、

本速読ブログサイトや、速読書籍を読んで、


視線の動かし方が重要で、

自分では高速で視線が動かせるようになったと思うが、

それでも速読の上達が実感できない方に 

是非、試してもらいたいと思います





夜、部屋の電気を消してみると、

オーディオの光であったり、

デジタル時計の光であったり、

テレビの待機(スタンバイ)の赤色の光であったり、

充電中の携帯電話の光であったり、

蛍光灯の緑色の光であったり、

意外と光っているものがあると思います。

今回の速読眼球訓練は、この光を使います。

最初はできるだけ面積の小さめの光の方が気づきやすいと思います。



私の場合は下図のような、

テレビのスタンバイの光を利用することが多いです。

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この光を中心に、上下に今あなたができる

最高速度の視線移動(眼球訓練)を行なってみてください。

(同じ場所を上下すればよいです。)



ストレスなく(ぎくしゃくせずに滑らかに)視線を動かすことができて、

下図のように、

ぼやけることなく一本の光の軌跡が見えるようでしたら、

上手に視線の動かし方ができていると思います

(上手に写真がとれないので若干ぼやけてますが

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悪い例としてありがちなのが、

ここにもちょっと記載していますが、

寄り目になることです

寄り目になると、下図のように、

残像が二重三重になって見えるはずです。

(もしくはぼやけているはずです。)

これでは、高速で本をつかった速読訓練をしていても、

活字を上手に認識できるはずがありません

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また、まっすぐ上下に視線を走らせるという前提なのに、

下図のように、

軌跡が斜めになっているのも悪い例と言えます。

視線の動きを上手に扱えていないのです。

これでは、実際に本を読んでいる時でも、

実は順番に視線を走らすことができていないということです

読書の無駄があるということで、

速読ができているかも!

と実感できるようになるには不十分な視線移動だと思います

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試してみていただいた方、いかがでしたでしょうか?

速読で必要な視線の動かし方が不十分なのに、

自分は高速で動かせるようになっている

と思い込んでしまっていたのではないか

と気付けたかたもいらっしゃるかもしれません



目に見えない速読感覚とは面白いもので、

目標点が10点として、

2点でも出来たと思い込んでしまう人もいれば、

8点でもまだまだできていないと思う人もいます。

人の感覚はさまざまです



高速視線移動訓練を継続しながらも、

たまには暗闇で、

寄り目になることなく、鮮やかな1本の線が、

まっすぐに軌跡を描けているか、

上下上下して確認してみてください

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