漫然と本に書いてある訓練をするしかありません。
しかし、その訓練は、どういう感覚をみにつけるために行うのかがよくわからないし、
訓練の変化はゆっくりやってくるので、
自分自身が上達しているという自覚もないのではないでしょうか。
そのため、しばらくすると(早い人は一週間以内に)、
せっかく速読を習得しようと燃えていた気持ちも、
さめていき、速読の教材も本棚の肥やしになってしまいます。
では、私は何に注目して訓練をすればよいかと思っているかと申しますと、
以下の3点を習得することを念頭にトレーニングを行えばよいと思っています。
①眼球の滑らかさ
②周辺視野の使用割合を増やす
③音声読書の縮減(そのかわりになる理解)
スポーツや趣味でも漫然と繰り返していてもなかなか上達しなかったものが、
ちょっとしたコツやポイントを教わって、
体の使い方をイメージしながら繰り返したら、上達したという経験は
ありませんでしょうか?
速読も同じことだと思います。
上記3点の感覚の変化を見つめながらトレーニングすれば、
漫然とよくわからないまま本に書いてあることを繰り返すより、
習得の可能性は高まると思います。
また、トレーニングはいつするかというと、
自分で工夫して日常に取り入れて、
思い立った時にいつでもどこでも行うのです。
つくれるに越したことはありませんが、
トレーニングのための時間は、わざわざ作れなくても良いのです。
それが、継続するためのコツなのです。
ここで言いたいことは
速読訓練の着目点3点+訓練の心がけ1点でした。
速読訓練の着目点3点
①眼球の滑らかさ
②周辺視野の使用割合を増やす
③音声読書の縮減(そのかわりになる理解)
訓練の心がけ1点
●訓練は自分で工夫して日常に取り入れていつでもどこでも行う