速読習得にあたって、
唯一習得しなければならないのは、
滑らかな眼球の動きです。
速読訓練の中で、
眼球訓練が、最も大切な訓練であり、
これをおろそかにして、決して速読はできるようになりません。
眼球の動きの速さや滑らかな動きは、
直接、頭の回転に影響すします。
眼球が早く動かせるようになるにつれて、
頭の回転速度も上昇するのです









そのために、出来る範囲で繰り返し練習していただきたいのが、
以下に紹介する眼球訓練です。
滑らかな眼球の動きと、音声化を制御すれば、
今までより早く読めるようになるのは当然と位置づけている
私の考えの中にあって、この訓練は、最重要ですので、
朝起きた時、寝る前、等、暇な時にいつでもやって
いただきたい訓練になります。
最も大切な訓練ですので、今後、
この眼球訓練に関してのポイントや、
陥り挫折しやすい問題点も掲載して行く予定です。
では、訓練の紹介です。

開く幅は、出来るだけ広い方がよいですが、
とにかくやってみて、徐々に広げていってもらうのが
よいと思います。
参考までに私の場合、
目から指先までの間隔は40cm
右指と左指の間隔は30cm
です。
慣れない方には広すぎると感じる方もいらっしゃると思いますで、
自分の出来る範囲で広げて、慣れるに従って、
徐々に手の幅を広げていかれたら良いかと思います。
具体的には、
図の
①右手親指から、②左手親指に視線を動かします。
次に②左手親指から③右手人差し指に視線を動かします。
そのようにして、
①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧→⑨→⑩
と視線を動かします。
⑩の左手小指まで視線が動いたら、今度は、
⑩→⑨→⑧→⑦→⑥→⑤→④→③→②→①
まで視線を順に戻します。
これで、1往復になります。
①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧→⑨→⑩
⑩→⑨→⑧→⑦→⑥→⑤→④→③→②→①
これで一往復です。



この訓練のすばらしいところは、
いつでもどこでもできるところです。
毎日朝起きて、夜寝る前、風呂に入っている時、等合計3分程度でもいいので
やり続けてみてください。
仕事や、町中で、建物やパソコンのふち枠などで
続けられてもとてもよいです。
とにかく、いつでもどこでも、思いついたら眼球訓練をしてみてください

ちなみに、
速読ができるようになるための、この眼球訓練の達成度の目安ですが
上記
が、1秒間に3往復です
。


速読は、自分が進化しなければできるようになれません。
え!!?3往復!!?って思われた方は、
頑張ってみてください。
周辺視野と無駄な眼球の動きが少なくなると、
そのような高速で滑らかな動きができるようになるかと思います。
具体的な目標は、モチベーションをあげることができます。
1秒間で2往復できるようになった頃にでは、
自分の頭の回転が早くなった変化を感じるころができるようになると思います。
また、速読の感覚が、わかるようになる方もいらっしゃるのではないかと思います。
ちなみに私は現在、1秒間に2.5往復です。
目標は3往復です。
訓練は、


と、4種類の方向を紹介させていただいていますが、





理由は、本(書籍)は、縦書きに印字されているものがほとんどだからです。
また、眼球訓練を実際にすると、

理由は、普段の生活で、縦方向より横方向の眼球の移動の方が、
多いからです。
私自身、横の眼球訓練の方が上達が早かったので、
横方向ばかり訓練していましたが、それは遠回りだったような気がします。
まずは、縦方向に重点をおいてみてください





この眼球訓練の良いところは、
たとえ速読が出来るようにならなくても、
頭の回転は間違いなく早くなるのではないかと思います。
あれ?何故かいままでよりも、人の説明したいことや、
いいたいことが良くわかるようになったかも

という経験を感じることができる方もいらっしゃるかもしれません。
とにもかくにも、眼球を早く動かせることは、大切なことだと思います。
是非、継続してみてください
