周辺視野の使い方が分かってきた段階で、

本を使った速読訓練を続けていると、

だんだん、リズミカルな眼球の動きの中で、

文字を認識できるようになって来ます。


速読訓練をしている時は、何となく意味が分かりそうなのに、

本を閉じた後に本の内容がまったく頭に残っていない


という方は多いと思います。

私もこれで随分苦労した経験があります。


このような方は、

結局のところ文字をちゃんと認識できていない

認識できていない文字があることに気がつけていない


という可能性があります






ご自身の速読の読み方で、まず気がつかなければならないのは、

周辺視野では文字を拾いやすい、認識しやすい部分と、

そうでも内部分がある
ということです。


速読の眼の動かし方の例は、

ここ

で紹介させていただいたような眼の動かし方をします。


私の場合、この時に、

下図の赤色部分の文字をうまく拾えていませんでした。

自分では見ているつもりでも、うまく意味を拾えていなかったのです。

そのため、速読(訓練)した後に、意味が頭の中に残っていない

という結果になっていたのです。
IMG_0171




本を用いた速読訓練では、

ここ

で紹介させていただいたような眼の動かし方をしますが、


ご自身の速読の状態で、意味を拾えていない部分がわかれば、

周辺視野の中でも意味を拾いやすい部分が通るように

視線の動かしてみてください。


どうすればより意味を拾えるのか、

試行錯誤、工夫しながら、本を用いた速読トレーニングに

励んでみてください


また詳しく書いて行こうと思いますが、

上図の私と同じ箇所の部分の意味がうまく拾えなくて

つまずいておられる方は、

今よりも上下に大きく意識的に視線を走らせるように

してみてください。

もしかしたら、意味が拾えるようにしれませんので。