当速読ブログサイト(速読ライフワーク)で、

最も大切な速読訓練と位置づけている

高速視線移動訓練ですが、

これが速読かも!?

という感覚を味わっていただくための目安として、

1秒間に3往復を設定させていただいております



熱心に継続してくださっている方の中には、

高速で視線動かそうとする時のあの、 

ぬおおおおおおぉぉぉっという、

じれったさもなくなり、すっかり慣れてしまったが、

1秒間に1.5~2往復くらいが限界

という方もいらっしゃると思いますので、


こういうやり方をすれば、

3往復
できるようになるのでは

そして、この訓練ががそのまま速読につながるのでは

という提案をさせていただきたいと思います



1秒間に3往復を目指した最終段階として、

以下のように取り組むようにしてみてください。

(まだまだじれったく感じて、うまく動かせない人は、

 まずは、
 
 いままでの訓練を継続して行うことで十分かと思います。)






ずばり、

『 周辺視野のウエイトを増やして眼球訓練を行う 』のが

ポイント中のポイントです



最初から 周辺視野の状態で、

『 左右の全部の指 』と『 手のひら全体 』を視野に入れて、

行なう
のです



もわっと全部を捕らえます。

そして、いつもの高速視線移動訓練のように、

眼球を動かすわけですが、

この時、

中心視野で行っていないので、視線をどこに動かしても、

中心視野で行なう時ほど、

くっきりと指先を捕らえることはできません
が、

意識だけは、

必ず1本1本の指先に写すようにしてください



そして、視線を動かしながらも、

『 左右の全部の指 』と『 手のひら全体 』を

視野に必ず収めるように意識 しながら

眼球訓練を行なう
ようにしてください






解説としては、次のようになります。


より、視線の無駄な動きを少なくしていくための訓練

とお考えください



高速視線移動訓練が、1秒間に1.5~2往復の段階の場合、

本を使った速読訓練の際、

視線を動かすと(潜在意識の小さく細かい眼球の動き)、

視界が大きく振れていないでしょうか? 


原因は、 高速視線移動訓練の時に、

『 周辺視野 』より

『 中心視野 』のウエイトが多ため、

視界を必要以上に多く動かしてしまうためと考えられます。 



このレベルでは速読訓練している時でも、

視界が振れが多いため、

1行目をなぞっている間に、視界が振れるため、

2行目を意識できず、

いつもより速い速度で1行ずつなぞっているような感覚の読書

から抜け出せないのでは無いでしょうか

(それでも、周辺視野を意識しながら行なう事で、

 1200〜2000文字/分は可能かと思います。)







今回説明させていただいた

高速視線移動訓練での感覚の目安としては、


続けて視線を高速で走らせてた時に、 

視線を動かしているのに、

視界があまり振れなくなっていれば、 成功
です

(高速で動かそうというあまり、
 
 寄り目にならないように

この段階までたどり着いた眼球訓練は、

視線を動かしても、

視野が今までより振動しにくくなるはずです


私自身、

これに気がついて、

飛躍的に速読レベルが向上したことを覚えています





今回解説させていただいた段階での高速視線移動訓練

を丹念に継続されると、


ここ、でも紹介させていただいていますが、

意識点を移動させる訓練につながろうかと思います

(意識点の移動

 →結局は周辺視野状態での無駄の無い視線の動き)






最後に再度注意点ですが、

本は、 縦書きのものが多いので、

縦(上下)の動きを多く練習しましょう

例えば、 横の動きはかなり高速で動かせるのだけれでも、

縦の動きは横の動きほど自由に力加減を調整できないなぁ。

と思われていたら、

縦(上下)の動きも、

横(左右)の動きと同様の感覚に速く動かせるようになりますので

横(左右)の動きを先生にして、

縦の動きに磨きをかけてください



また、冒頭にも注意していますが、

眼球の動きがスムーズにできるようになっていないのに、

いきなりこの段階に進むと、

はっきり言って、眼球は動いておらず、

まったく訓練になっていないということになりかねないので、

くれぐれも、ご注意ください



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