速読の『 高速ページめくり訓練 』は、

本を使った速読訓練の際、取り入れられたらよろしいかと思います



高速ページめくりの効果としてざっと思いつくのは以下の3点です。

  高速視線移動訓練を本を用いて行うことができる

  周辺視野で活字の真上に視線をもってきても

   中心視野が発動しない眼の使いかたがインスタントに体験できる。

  (スタッフスクロール訓練と同じ感覚を作りやすい)

  速読訓練を実際の読書にあわせていくための、

   チューニングをする時に活用でき

   (速読のチューニングについての解説はまた後日)


ここでは私自身が行っている、
 
速読ライフワーク流の高速ページめくりをご紹介いたします





まず、
 
私自身が速読訓練に『 高速ページめくり 』を

取りれたらよいと考えている周辺視野習熟度の目安としては、

  高速視線移動訓練で、1秒間に2.5往復程度の速さで行えて、

   その際もうまったく、くおおぉぉぉ・・・とか

   頭を使っている感覚にならなくなってきた方  

  8(∞)高速視線移動訓練で、かくかくまったく感じずに、

   滑らかに曲線を描き続けられる方。
 
  (滑らかな曲線を高速で描けるということは、

   周辺視野を崩さずにもわっと全体を捕らえる眼の使い方が

   身についている方になろうかと思います。)

です。


ここまで自力で高速に視線移動ができるようになってくると、

本を使った速読訓練の際、

できるだけ高速で1行ずつをなぞろうとする場合
 
もう、まったく頭を使っている感覚にならず、

ごく自然に動かせてしまうため、

訓練の効果が薄くなってくるからです



そこで、

ページを高速でめくることで、

強制的圧力を掛けてやり、

ぬおおおぉぉぉ・・・となる速度をつくってやるのです

 

なので、、、あまりにも高速すぎる

ビュっ!!と、1秒で100ページとかめくっていても、

速すぎて、逆にがんばれません


自分の限界の上すぎないスピードで行うのが良いです


とは言ったものの、習熟度の目安についてははあまりこだわらず、

高速ページめくりの訓練は、

自分の限界を超えるために行うのだというを意識さえ

持っていただけているのであれば、

やるに越したことはないと思いますので、柔軟に行ってみてください





高速ページめくり訓練のスピードについてですが、

1秒間に4ページを最大スピードとして、

徐々に速度を落として、2秒間で1ページくらいまで


落としていったらよいかと思います


時間にして、10分程度行えば充分かと思います


行っていると、高速視線移動訓練をした後のような、

頭が加速された感覚があろうかと思います



また、高速でページをめくっているが、

『 全ての行 』を高速でなぞるつもりでやることです

もちろん、なぞれてなくてもかまいません

私はこれを『 高速視線移動訓練の本への応用 』として、

速読で読書する前に行なうようにしています。



高速ページめくり訓練は、

ただ眺めているだけでは、効果は少ないです
 
速読訓練をいかにもやっているという自己満足にしかなりません
 
やったつもりになっているだけになってしまいます

 
全ての行を高速でなぞろうと意識するとしないとでは、

大きなちがいがあるので試してみてください





また、上記内容を意識して

高速ページめくり訓練を行なっている時の眼の使い方も、

『 速度の眼 』です。 


ここでも紹介していますが、

テレビ番組のエンディングの、

スタッフスクロール
を見ている時の眼の使いかたと一緒の現象を、

インスタントに体験できます。


中心視野が発動しない周辺視野を用いた眼の使い方

になっていると思いますので、

この感覚を習いにされたら良いかと思います




速読訓練を実際の読書にあわせていくための、

チューニングについては、大変重要ですので、

次回別記事で紹介させていただきます